「ほんまもんの書」とは
古代日本は「言葉の力が幸福をもたらす国」と言い伝えられてきました。
言葉の力に本格の輝きを乗せて伝える『本物の書』。
そんな『本物の書』を共有したいと考えスタートしたのがこの【ほんまもんの書】です。
本物を伝える
”『本物』とは一体何か?”
その答えを探し、たくさんの一流を求め続けてきました。
僕にとってその答えは、千年の都「京都」にあったような気がしています。
禅のこころ、茶のこころ、職人達のこだわり、それらを支える京都人の想い。
一見変化していないようで、実は時代と共に進化しながら伝え続けられている。
しかし、果てしない時が経っても「変わっていない」と感じさせる京都。
そして、文字の歴史も同じでした。
気の遠くなるような時をかけて伝え続けられている本物の書。
そうした本物の書を追い求めている者が書く文字には、品格と本格の輝きが宿っています。
僕が探し続けてきた『本物』が、ここにあったのです。
僕が未だ追及し続けている『ほんまもん』の想いを、今ここに伝えたい。
プロフィール
永田 一晴 (ながた かずはる)
昭和33年 福岡県筑後市に生まれる。
幼少の頃より父にお習字の手ほどきを受け、21歳で本格的に書道の道に入る。
平成6年 本物の書を求め、鍛錬の場を京都に移す。
以来、京の文化、禅のこころ、職人のこだわり等に接し、書の幅を広げる。
■ 日展作家
■ 日本書芸院 評議員
■ 読売書法会 理事
■ 筑後市美術 協会理事 審査員
■ 筑後市文化連盟書道部 会長
■水田天満宮奉納書初め展 審査員