塾生の声
保護者の声
Q 目標はどこに置いていますか?
本物を傳(伝)えることを目標にしています。
どんな才能を持った人でも誰に師事するかで大きく変わってきます。
「師を探すのに3年かかってでも探せ」という言葉があるように、一番大切なことだと思います。
大ヒット作の主人公である “のだめ” も、才能を見つけた近所のお姉さんとその芽を伸ばそうとしたご両親、そして師匠がいてからこそ一流のピアニストになれました。
子どもたちの可能性を共に伸ばしていこうと思っています。
Q 良い書道の先生の選び方を教えて下さい。
本当は、ある一定の域に達した書家ならば誰でも分かることですが、ほとんどの場合、実際に口に出して言うことはありません。
しかし、どうでしょうか?それで一番悪影響を受けるのは子ども達です。
ここはたとえ「・・・と言われようと」と思いますが、・・・・・・・・・・。
当たり障りのない言い方をすれば、もちろん全てではありませんが、地元の県展、あるいは中央展、日展等で研鑽されている先生方ならば大丈夫だと思います。
Q では、残念な選び方をしたらどうなるのですか。
これは小学校等(ゲストティーチャー)で私が経験したことです。
お習字を習っている子とそうでない子を見た場合、感性のある子は、お習字を習っていない子に多いことに衝撃を覚えました。
まず、子ども達には、ある一定の感性が備わっています。
田舎ではよくあることですが、大きく書かなければ元気のある文字と認めてもらえないため、形を崩してでも大きく書いてしまう。
そのために、もともと備わっている感性(白と黒のバランス) や文字の構造性を崩してしまうことになります。
また、文字には品格が伴わなければなりませんが、その品格の出発点が分からないのですから、品格を身につけることは到底できません。
他の分野への展開ができないのもこういった理由からです。